Piazza S. Ignazio

 

Sketch2Romaは古代ローマの歴史が残る街であると同時にバロック様式が色濃く残っている街でもある。
宗教改革という時代背景のもと、建築が強く宗教の影響下にあったローマの旧市街はバロック時代にその都市計画の基本がつくられている。その後、18世紀にバロック様式は建築スタイルとして再度、復活する事になるがもはや政治的な思惑とは関係なく、ポップで楽しげなスタイルとなっている。
その頃に建てられた、サンティニャーチィオ広場(1727年)は建物に囲われた部分が楕円形 になっており、見上げると三つの建物に縁取られた空が見える。
ローマの街には都市を楽しく見せる仕掛けがたくさんある。